さて、次は剪定してできた、梅とゆずの大量の枝の処理です。
まず、梅畑とゆず畑の近くの空き地に穴を掘り、トタンで囲います。
トタンを杭と針金・釘で固定して、焼き場が完成です。
トタンなどは運よく空き地に落ちていたのを使ったので、材料費はゼロ。
耕人舎の主力メンバーは40代女子ですが、田舎暮らしできたえられ、工具の扱いも手慣れたものです。
次に、剪定して畑のあちこちにまとめられた枝を焼き場の周りに集めます。
大きい枝はナタやノコで切って、小さくします。
太めの枝は、薪ストーブの薪用に分けておいて持ち帰ります。
そして、待ちに待った雨の日の翌日、風がない絶好の「枝燃やし日」に決行です。
焼き場の中に、雨でしめった枝を入れて火をつけ、燃え始めたら枝をどんどん足していきます。
火が強くなれば、バケツの水をかけて弱めます。
火の勢いに注意しながらも、燃え始めた枝はすぐに灰になり、うんざりするほどあったゆず・梅・キウイの枝の山があっという間に片付いていきました。
お昼になり、熾火でお湯をわかしてランチタイム。
梅の花もほころび始め、優雅なお花見ピクニックです。
おやつやコーヒーも持ち寄って、プチ女子会が繰り広げられます。
最後は、熾火が灰になったころ、たっぷりと水をかけて念入りに消火。
枝が片付いて畑がすっきりし、ゆずや梅の木もなんだかうれしそうです。
まもなく春。山里の静かな農閑期が終わりを告げ、いよいよ恐ろしい農繁期の到来です。