今回の作業は、耕人舎の地味な作業TOP3に間違いなく入る「防虫ネット張り」です。
特に柑橘類に多い、カミキリムシの食害を防ぐため、ゆずの木の根元に金網を巻く作業です。
カミキリムシは根元の幹をかじって卵を産み付け、孵化した幼虫が木に穴をあけて成長するので、木が弱り、枯れることもあります。
まず、ゆずの木の根元の周りの草や土を除き、数年前に取り付けた古い金網をはずします。
小さく切った新しい金網を根元に巻き、針金やひもで固定します。
根元に土を覆い、周りに枯れ草をしいて完成です。
ゆずの木が成長して、幹が太くなってきたら、また新しい金網に取り替えます。
耕人舎は無農薬で栽培しているので、害虫対策にも薬は使いません。
ゆずの木の根元から、セミの幼虫の抜け殻がたくさん出てきました。
3月に入り、暖かい日が続いていましたが、この日は寒風が吹きつける曇天の日。
それでもみんなで手分けしてやれば、あっという間です。
ガールズトークで盛り上がり、寒さも吹き飛びます。