11月下旬、耕人舎のゆず畑で、ゆずの実を収穫しました。
色川では冬間近とは思えないほど、暖かい日が続き、例年より少し早めの収穫です。
今年は、実がたくさんなっていますが、大きさはやや小ぶりのようです。
午前8時、畑に集合。今日は、40代女子3人と、力持ちY&H兄弟の総勢5人で収穫作業です。
今日、収穫する畑は、ゆずの木が高く、脚立や高枝ばさみを使います。
一人が高枝ばさみで実を取り、もう一人が木の下で実を集めてコンテナに入れます。
「いてっ!」
時々、小さな悲鳴が聞こえてきます。
木から「ゆず爆弾」(ゆずの実)が落ちて来て、頭に当たったりします。
また、ゆずのトゲが実の収穫をじゃまします。
「Hは全部の実を取り終わってないのに、次の木に移る・・・」
Y君がぶつぶつ文句を言いながら、H君が収穫していた木に残ったゆずの実を取っています。
皆、手慣れた様子でどんどん収穫し、あっという間に木から黄色い実がなくなっていきます。
「今日は力持ちがいるから、コンテナに実をたくさん入れられるね!」
女子だけだと重いコンテナを運ぶのは大変なので、実を少なめに入れますが、今日は躊躇なくコンテナに実を入れていきます。
「コンテナたくさんあるから、無理に入れなくても・・・」
H君が気弱な発言をしますが、皆、聞こえないふりをします。
1日はかかると思われた収穫作業ですが、なんと半日で終わりました。
前の冬に枝の剪定をして、実が取りやすくなったおかげです。
最後にキウイの実も収穫します。
昨年はたくさん取れたキウイですが、今年は・・・30個ほど・・・
「去年、いっぱい剪定しちゃったからかな?」
「今年はうら年なんじゃない」
「来年はまたたくさん取れるよ」
皆、ポジティブ思考です。
収穫が早く終わって意気揚々とコンテナを加工場に運び、今年の収穫作業も無事に終わりました。