肥入れ2019

今回の作業は、耕人舎で最も人気のない作業、肥入れです。

くさい、重い、汚れる、この作業、うるわしき乙女たちがやる仕事ではありませんが、集まったのは女子4人とY&H兄弟。

まずはY君の鶏舎で、鶏ふんを袋に詰めます。

昨年の肥入れで「160個」は必要なことが分かっていますが、とりあえず、60個ほどY&H兄弟の軽トラに載せます。

H君の軽トラに荷物が載っていたので、どけてもらいます。

「鶏ふん載せるなんて聞いてない・・・」

とブツブツ言うH君。この作業に軽トラは必須です。

鶏ふんとスタッフを載せて、1つ目の梅畑へ移動。

道路から梅畑は段々になっているので、バケツリレー方式で鶏ふんを運びます。

運よく、犬の散歩中の近所の男性が通りかかったので、バケツリレーに入ってもらいます。

降ろした鶏ふんを梅の木1本に1個ずつまいていきます。

まき終わったら、再び鶏舎へ。残りの鶏ふんを詰めて、軽トラに載せ、2つ目の梅畑へ移動します。

その前に加工場横のゆず畑に寄って、Y君の軽トラから鶏ふんを少し降ろしておきます。

先に一人で梅畑へ行ったH君。

「鶏ふん降ろして、運んでくれてるかな?」

「いや、うちらが来るの待ってるんじゃない」

「えー、それはないでしょ」

「いやいや、絶対待ってるって」

果たして、座って待っていたH君。期待を裏切りません。

2つ目の梅畑でも1本に1個ずつ鶏ふんをまき、梅畑の横にある、巨木ゆず畑にもまきますが、だんだん鶏ふんがなくなってきました。

なんとかキウイの木にも鶏ふんをまいて、加工場横のゆず畑へ移動。

こちらはゆずの木がまだ小さいので、2本に1個まきますが、あと15個ほど足りません。

「また、次でいいんじゃない?」

「いやいや、今日で終わらせようよ」

一瞬気力がなえましたが、あと少しなので、再び鶏舎に行って足りない分を詰め、ゆず畑に戻って、すべての木にまいて終了しました。

「160個じゃ足りないね」

「来年はゆずの木がもっと大きくなっているから、1本に1個いるね」

「えー、じゃあ200個はいるね・・・」

暗い話をしながら、加工場に戻ると、社長さんからシュークリームの差し入れが。

みんなの顔が輝き、疲れも吹っ飛んだようです。

「今日来てよかった」とY君がポツリ。

恐るべし、シュークリームの魅力。

耕人舎のゆずエキスでのどを潤し、シュークリームをほおばりながら、楽しい休憩時間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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